第13回定期演奏会 人はかつて樹だった

2024年7月21日(日)、〈第13回定期演奏会 人はかつて樹だった〉を大田区民ホール・アプリコ大ホールで開催しました。

 

第12回は2022年開催だったので、定期演奏会を行うのは2年ぶり。エネルギッシュな夏の日差しが降り注ぐ朝を迎えました。

男声・女声にわかれて発声し、各々の状態を整えていきます。

ロビーまわりでは、お客様をお迎えする準備も着々と進んでいます。

そしてリハーサル。すべてのステージの確認を終えると、すでに開演の1時間前になっていました。

ついに開演時間となり、本番へ。1400名規模のホールにたくさんのお客様をお迎えし、演奏をお届けするときが来ました。

 

団員でもある和田太郎さんがピアニストを務めた第1ステージ『地平線のかなたへ』。京増修史先生のピアノに刺激を受けながら、私たちも主体的な表現ができるように練習を重ねてきた第2ステージ『風のうた』と第3ステージ『ひそかなうた』。

 

団員一人ひとりが楽譜から読み取ったものを、まさに物語として紡ぐように表現していきました。

 

第4ステージの『人はかつて樹だった』は、2019年の都大会で初演した「立ちつくす」を終曲とする組曲。叶わなかった2020年の第11回定期演奏会で演奏されるはずの作品でした。

 

毎週の練習をZoomで続けた2020年。ようやく定期演奏会を再開できた2022年。北海道でのジョイントコンサートを行った2023年を経て、やっと迎えられた組曲初演の日。

 

2019年と同じく、松下倫士先生、田中翔一郎先生と演奏することができました。

 

当時からは人数が増えて団の規模が大きくなり、今のあい混として演奏できる『人はかつて樹だった』を表現できたと思います。

 

共演してくださった先生方、ご来場いただいた皆さま、開催にかかわってくださった皆さまに、心より感謝いたします。