2024年6月29日、江戸川区立小松川第二中学校へ訪問演奏に行きました♪
朝9時前に集合し、まずはリハーサルから。
体育館に案内していただき、子どもたちに演奏を届けられるその瞬間が、もう目の前に迫っていることを実感します。
リハーサルのあとは、ワークショップ。フレンドリーな3年生のなかにあい混団員も混ざり、相澤先生による『僕らはいきものだから』のレッスンを受けました。
おなじ歌詞・メロディーでも、どんな歌い方の可能性があるのか。
なぜここには小さく歌う指示があるのか。
特徴的である曲の終わり方には、なにをイメージするか。
あい混の音楽づくりで大切にしていることを、相澤先生自身の言葉や、隣で歌うあい混団員の声から感じ取っていただけたのではないかと思います。
生徒さんたちの素直なリアクションや、相澤先生のアドバイスによって歌声が変わっていく様には、私たちもたくさんの刺激を受けました。
続いて、衣装に着替えてミニコンサートを開催。
たくさんの生徒さんたちや地域の方々に囲まれながら、以下のプログラムを演奏しました。
■春に(作詩:谷川俊太郎 作曲:木下牧子)
■サッカーによせて(作詩:谷川俊太郎 作曲:木下牧子)
■二十億光年の孤独(作詩:谷川俊太郎 作曲:木下牧子)
■僕らはいきものだから(作詞・作曲:長屋晴子 合唱編曲:桜田直子)
■ドラえもん(作詞・作曲:星野源 間奏作曲:菊池俊輔 編曲:山下祐加)
■ひまわりの約束(作詞・作曲:秦基博 編曲:山下祐加)
■群青(作詞:福島県南相馬市立小中学校平成24年度卒業生(構成・小田美樹) 作曲:小田美樹 編曲:信長貴富)
「二十億光年の孤独」をいっしょに口ずさんでいた男の子。
「ドラえもん」で手拍子をしていた女の子。
それぞれに楽しみながら聴いてもらえる姿を目の前にして、私たちも嬉しかったです。
じつは、ミニコンサート内では指揮者・ピアニストも含めて全員が初見で歌うコーナーも!校歌の楽譜がその場で配られ、あい混による「初見大会」の様子を生でご覧いただく形になりました♪
一般的な演奏会とは違い、必ずしも全員が合唱に興味を抱いているわけではない“中学校”という場で演奏できたのは貴重な機会でした。
「大人になっても音楽が大好きで、合唱が大好きで、こんなに楽しく歌い続けている大人もたくさんいるんだよ」と伝えられたのではないでしょうか。
聴いていただいた皆さんに少しでも合唱の魅力が届いていたら、これほど幸せなことはありません。
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